行政書士に登録しました

段階を踏んで進化していきたいと思います。まずは行政書士に登録しました。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

行政書士の「著作権相談員」とは

「他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とする。」というのが行政書士の役割です。著作権に関する登録手続きなども行政書士の業務に該当します。 先日、講義を受けたばかりですが、同…

たいへん面白い著作権をめぐる問題

神奈川県行政書士会が行う「著作権相談員養成研修会」に出席してきました。著作権法の基本を詳細に解説していただきました。また、小室哲哉さんの「5億円詐欺事件」などの事案、あるいは、日本音楽著作権協会(JASRAC・ジャスラック)の最近の音楽教室との…

建設キャリアアップシステムの技能者登録;外国人の「特定技能」は未整備のようです

「建設キャリアアップシステム」は、技能者の資格、社会保険加入状況、現場の就業履歴等を業界横断的に登録・蓄積する仕組みです。「このシステムの活用により技能者が能力や経験に応じた処遇を受けられる環境を整備し、将来にわたって建設業の担い手を確保…

補助金申請の電子化は一挙に進む!

先日、伊藤塾の同期の勉強会のなかで、補助金申請について体系的な詳しいご説明をいただきました。そのなかに、電子申請の内容も含まれておりました。あらためて、経済産業省から出されている「補助金申請システム(Jグランツ)を開発しました」という、2019…

日本語試験、合格証を偽造・・女「数え切れないほど売りさばいた」ーーこの記事を見て思うこと

またか、とか、やはり、という思いを持ってしまいますが、1月26日付の読売新聞に、「独自;日本語試験、合格証を偽造・・女『数え切れないほど売りさばいた』」という記事が掲載されました。「独自」とわざわざ歌っているのは、他の新聞とは別に読売新聞が独…

就労ビザ関係;ドイツ、スウェーデンなどの事情

こういうデータがあります。それぞれの国において、外国人の就労者を「永住者」、「短期型」(労働、学生、難民)に分けて比較したものです。それぞれの国によって少しずつ定義が異なるので単純な比較はできない、と注釈はついておりますが、おおよその状況…

外国人材の受入れ・共生という重要なテーマについて

令和元年12月20日に「外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議」が行われ、資料が公開されています。この閣僚会議の目的は「一定の専門性・技能を有する新たな外国人材の受入れ及び我が国で生活する外国人との共生社会の実現に向けた環境整備について、…

外国人の創業は簡単ではないこと

これから先、少子高齢化に伴い、労働力不足が今以上に深刻になっていきます。それを補うものとして、政府は外国人労働者の受入れを積極的に行っていくとしています。「我が国の経済社会の活性化に資する専門的・技術的分野の外国人については,積極的に受け…

米国の「移民」の事例;産業にとってプラスの面

人材不足から我が国でも積極的に外国人材を受け入れる制度が始まっています。「特定技能」の制度がそれに相当します。14の業種で技能系の外国人を5年間で34万人採用する計画になっています。 これをとらえて「移民政策が始まった」と報道している新聞もあり…

就労ビザ;米国の事例を参考にすべきか

労働力不足を補うために、新たな外国人材の受入れとして、昨年(2019年)から「特定技能」の制度開始されました。まず、介護などの分野での採用がはじまっています。人材不足の14の業種に、5年間で、34万人を見込んでいます。 我が国の場合、「技術・人文知…

特定行政書士の役割としてスタートにあたり自覚したいこと

ある先輩の先生から、行政書士は政治問題に触れてはいけない、という趣旨のご指摘をいただきました。たしかに、行政書士法から抜粋すれば、行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成する…

技能実習+特定技能で外国人がさらに増えることに伴う地域社会の問題

労働力不足を補うために、飲食業や建設現場などで外国人労働者を見かけるのが普通の光景になってきました。「技能実習」の制度は、1993年(平成5年)に導入され、「技能実習」や「研修」の在留資格で日本に在留する外国人が、報酬を伴う技能実習、或いは研修…

技能実習制度によって外国人がどれだけ増えているのか

様々な産業の分野で人材不足が問題になっています。人口の高齢化が進み、都市部に集中し、地方が過疎になっていること、少子化の流れが止まらないことなど、いろいろな要因があります。 それを穴埋めするために、外国人の労働力に頼るようになってきました。…

在留資格の虚偽の申請はアウト!

1月16日付の新聞の報道によると、京都で、外国人の在留資格を不正に取得するため虚偽の申請書を作って入管に提出したとして、行政書士及びネパール国籍の男女計3人が、入管難民法違反(虚偽申請)の疑いで、逮捕されるという事件がおきました。これから人材…

団塊の世代がそうであったように、「就職氷河期世代」をひとまとめにしてはいけないこと

ここ数日、「就職氷河期」のことをブログに書いてきたことをうけ、「私もその世代です」と話しかけてくださる、社会保険労務士の方、行政書士の方などにお目にかかるチャンスがありました。それぞれ、ご立派にご活躍されています。 つい、新聞などの報道では…

即戦力を求める、農林水産省、経済産業省、国土交通省;就職氷河期対策

「就職氷河期」の時期に就労できなかった層は、 約50万人とも、約100万人ともいわれており、人材不足がこの先さらに深刻になる、技能系の分野をかかえる、農林水産省、経済産業省、国土交通省にとって、重要な課題と思われます。内閣官房「 就職氷河期世代支…

内閣府、総務省、文部科学省の人材育成策;就職氷河期

今後、長期にわたり日本経済に深刻な影響をもたらす「少子高齢化」を少しでも緩和する方向に役立つかもしれない、約50万人とも、約100万人ともいわれている、「就職氷河期」の時期に就労できなかった層の活用について。まず、⑴本人の就労支援、⑵受入れ企業へ…

まず厚生労働省の施策をみてみます;就職氷河期支援

「就職氷河期」と言われている時期に大学・高校を卒業して、たまたま、運悪く就労できずに自宅等で生活している方が大勢存在します。「概ね1993(平成5)年~2004(平成16 年)年に学校卒業期を迎えた世代を指す」というのが政府の整理です。 「その中心層…

就職氷河期支援;行政書士に何ができるか

「就職氷河期」とは、概ね1993(平成5)年~2004(平成16 年)年に学校卒業期を迎えた世代を指す、というのが政府の定義です。10年刻みでも5年刻みでもなく、はっきりしている年度なのは、その前後の期間は政策の変更によって、こういう事態を招いてないか…

「一日、生きることは、一歩、進むことでありたい。」

事務所の壁にかけてある、年末にダイソーで購入した「名言名句」の週めくりカレンダーの今週のお言葉です。 「一日、生きることは、一歩、進むことでありたい。」(湯川秀樹) 解説は、「今日を懸命に生きよう。一歩ずつ進むと、数年後には、見違えるほど成…

少し入管関係;特定技能の課題について

現在の各業種の人材不足を補う目的で、2019年4月から新たな外国人材受け入れの制度として、「特定技能」がスタートしました。2019年から2023年の5年間で、14の業種合計で34万5千人の外国人技能者を受け入れる計画で、初年度の2019年は約3万~5万人を予定して…

スマート介護士が活躍するのか;2040年を見据えて

西暦2000年にスタートした介護保険の制度も20年が経過しました。2040年頃に高齢者の人口はピークを迎えるという予測ですので、今が折り返し地点と言えそうです。ここまでも制度の部分的な改正などの紆余曲折があったものと思いますが、これからさらに、団塊…

2040年を見据えて;福祉事業者の大規模化が進む

2040年頃に高齢者の人口はピークを迎え、着実に国の社会保障関係の支出は増え続けます。「2040年を展望し、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現を目指す」という政府の方針に沿って「地域包括ケア」なども充実の方向に向かうと思われます。 そもそも、…

2040年を見据えて;地域包括ケアに対応するために

高齢者人口は、2040年頃にピークを迎える予想です。そのあとは、全年齢の人口減少に伴い、徐々に減少していく見込みとなっています。 2040年にむけて着実に国の社会保障関係の支出は増え続けます。ただし、大小様々な制度改正によって、現行の制度は破綻する…

2040年を見据えて;福祉とデジタルの関係

高齢者人口がピークになる2040年まで、着実に国の社会保障関係の支出は増え続けます。ただし、大小様々な制度改正によって、現行の制度は破綻することなく、継続されるというのが政府の見通しです。 ただ、高齢者の人口増加と反対にい、65歳以下の労働人口は…

2040年を見据えて;介護保険などの社会保障はどうなるのか

今年、2020年は、終戦の年、すなわち、1945年生まれの方が、75歳になります。団塊の世代は、そこから始まり、2025年に団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者になります。社会福祉の費用それに伴って増加するものと思います。 最初の図で、年々、社会保証関…

2040年を見据えて;社会保障について考えてみます

新年なので、少し長期的な課題を調べております。社会保障や介護保険の問題の行政書士業務との接点は、例えば、成年後見制度です。ただし、問題が大きく広範囲であり、また、社会福祉に関しては専門の方も多くいらっしゃるので、生半可な分析では消化不良に…

あけましておめでとうございます;新年の抱負について

あけましておめでとうございます。本年も、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。 一年の計は元旦にありと申します。三が日が過ぎてしまいましたが、新年の抱負を語ります。その前に少し昨年を振り返ってみたいと思います。 昨年の今頃は、11月に行政書士の…