行政書士に登録しました

段階を踏んで進化していきたいと思います。まずは行政書士に登録しました。

季節が変わって

令和元年5月1日に開業してから、早いもので、1ヶ月が経過しました。

開業と同時に注文の電話が鳴り止まないという光景は想定していなかったものの、今のところ、飛び込みで仕事の注文は入りません。

ただし、毎日、ヒマではなく、やることに追われておりました。
特に、連休前からいろいろな先生にアドバイスを受け、事業計画をこの時点で立てる必要があること。一応のリサーチができたので、6月5日の川崎商工会議所の小規模事業継続補助金の申請に絶対に事業計画が必要になるので、それまでにこの申請と並行して仕上げます。

一方、5月も、各種の研修・勉強会に参加しました。特に、登録が済んでいますので、神奈川県あるいは川崎南支部の公式の勉強会に参加できたこと。分野別の出席状況はこんな感じです。

・県・支部の会議や勉強会;5回

・創業・起業に関するもの;4回

・個別テーマの勉強会(相続など);2回

月の1/3は、何かの行事がある勘定です。
6月もいまのところ、9回いろいろなセミナーなどの予定が入っています。
それらをこなすことを通じて人脈ができて仕事につながればありがたいのですが。

季節がはっきりと夏にチェンジしてきました。
補助金申請が無事に通ったとして採否の決定は7月末になります。暑い夏になります。

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幅広く関係構築

昨日、知人の紹介で、早稲田大学の講義を受けてきました。

といっても難しい講義内容ではなく、「題名のない音楽会」に最多出演されている、ヴァイオリニストの大谷康子さんの演奏を小野梓講堂でたっぷり聴くというものでした。

会場は私たちのような社会人、もちろん、早稲田の学生の方で、ほぼ満席でした。

早稲田の卒業生でもないのに、有難い機会をご紹介いただきました。人間関係のつながりに感謝しております。

ちなみに、この、「小野梓」という人物、私はてっきり可愛らしくもご活躍された女性かなと想像しておりました。念のため、Wikipediaで調べて驚きました。大隈重信と一緒に早稲田大学の創設に関わった男性の法学者なのですね。勉強になりました。


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次のステップ

行政書士の資格は取得したものの、それで終わらず、業務を実際に行う上で、あるいは、業務の範囲を拡張する観点から、さらに次の講習や資格取得のメニューがあります。(いっとき、司法書士も目指そうかと無駄に時間とお金をかけた時期もありましたが、その選択肢は幸い捨て去っています)

見えているだけで3つ。

1 特定行政書士

2 入管関係の申請取次

3 ADR裁判外紛争解決手続

まずは、1と2に取り組みます。

1の特定行政書士は、行政庁に申請したものの満足の行く結果にならなかった場合、申請が却下されたりというような場面ですが、申請の種類によっては不服審査を申し立てる制度があります。それを行政書士が行うには、この、特定行政書士という一段上の資格が必要というものです。

2の入管関係の申請取次とは、本来、日本に滞在を希望する外国人の方は、必要な申請を入国管理局あらため「出入国在留管理庁」にはご自分で行うのが基本ですが、その申請取次を行政書士が行うことができるものです。必要な法廷研修を受ける必要があります。

1、2を年内に取得すべく研修会への申し込みスケジュール立てています。

 

写真は神奈川県庁、好きな建物です。神奈川県行政書士会の事務所もこの近くなので、こちら方面に足を運ぶ機会があると楽しくなります。さらに、神奈川県に申請書を提出するようなことが日常業務になればこんな良いことはありません。

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小規模事業者持続化補助金

先週、商工会議所がやっている「小規模事業者持続化補助金」の説明会に参加してきました。

本来は、法人のお客様のコンサルの立場で、このような補助金申請の代行をするようになりたいと思いながら、まずは、開業したての自分の事例で応募してみようと思います。採用率が3割程度ということでした。この数字は、案外、高いと感じます。ネックは「事業計画」がしっかりできているかどうか。
商工会議所のご担当の方もいろいろとアドバイスしてくれるということなので、締め切りの6月5日まで、がんばりたいと思います。うまくいけば補助金をいただけるかどうかは審査があることですから置いておくとして、自分の事業計画を詳細化できるかもしれません。

写真は、行政書士を象徴する「コスモス」ではないのは知っていて、きれいだったので1枚いただきました。秋の本当にコスモスの花が咲く頃までには、法人のお客様が1件でもついてくれるか、期待したいです。

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出かけるときは忘れずに

昨日、知人の一級建築士兼チェロ奏者が演奏するイベントがあるということで近隣の「武蔵新田」に行ってきました。会場は写真の「クリラボ多摩川」という町工場を改造したスペースです。

前半、ゲストスピーカーの方の生い立ち、音楽ホールを持ちたいという幼少のころからの夢、大学の建築科を卒業後、主に音響関係でホールの設計に関わってきたが、やはり、自分のホールを持ちたいという夢を実現するため独立。音響の関係で高さが高い町工場に着目し蒲田近郊にスタジオを持つにいたったなど。

周りを見回すと、このあとのチェロ(+ハーモニカ)の演奏に興味があった私のような参加者は少数で、町工場再生に関心のある方が多く参加されておりました。

横浜国立大学の都市イノベーション研究院の准教授とその教え子の皆さん、NPO法人でまちづくりのイベントを多数てがけてきたベテランの女性、廃業した町工場を相続したが普通にマンションなどにするのはもったいないという考えで美術関係のスタジオに活用している若手の方など。

そのなかに、しっかり、音楽イベントを通じて地域活性化に貢献しているという行政書士の先生がおられました。

私は、そのような方々との出会いがあるということは想定外でしたので、自分をアピールする「名刺」などは所持せず、手ぶらでの参加でした。たいへん悔やまれます。

どんな出会いがあるか予想ができません。出かけるときは、最低10枚以上の名刺を必ず持って歩くことにしようと思います!

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選挙ーそのドラマチックなもの

昨日、神奈川県行政書士会の総会があり、初めてのことなので出席してきました。

今回は2年間の節目にあたる会長選挙の年でもあります。過年度の活動内容の総括や新年度の予算案の承認のあと、厳正な手続きで会長の選挙が行われました。

というのも、2期4年間会長を務めてこられた方に対抗して、4年前まで会長だった方が対立候補として立ち、それぞれに各支部の推薦人がつくという組織を二分するほどの大きなイベントでした。

現職の会長の下でも神奈川会は全国の組織のなかでも比較的先進的な取り組みを行ってきたということです。それに対して対立候補の方は、行政書士制度そのものをさらに改革していかねばならないと主張されているものと理解しました。

一語一句正確ではありませんが、

「新人の行政書士は3年間食えないから耐えるように、とは誰が言ったか。現状、そうなっているとしたら、それは行政書士会の組織としての怠慢ではないか。組織として外からまとまった仕事を持ってくるようにしなければならないのではないか」というのがこの方のピーアール点でした。

結果は、242票:271票で、対立候補だった田後隆二先生が新たに会長として選任されました。そののち、副会長以下の人事も発表されました。アメリカの大統領選挙のように、上が変われば、会の執行部は総入れ替えになるようです。

新人行政書士として、新会長の主張はたいへん頼もしい内容と受け止めましたので、ぜひ、この方向での改革が進むことを期待したいと思います。

一方、昨年までの体制があと2年続くことを前提に、下準備をしてきた活動などは、うしろだてを失ったようなかっこうです。ただ、やるべき内容が時宜にかなったものであれば、多少の足踏みはあっても、それはそれで旧会長・旧副会長の看板に頼らず、自力で進んでいけるものではないかと思っております。

ともかく、初参加の会議でした。ひとつの議事の都度、20分間の休憩が挟まれる、というような会議でしたが、ドラマチックなものでした。

 

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行列のできる士業

昨日、ある有名な、行政書士として成功した方の会社がやっている、行列のできる士業のセミナーに参加してきました。

無料の部分だったので、入り口ではありますが、参考になるところはいろいろありました。

今でこそ、ネットで商売する士業の人が大勢いるので、効果はどうなのか、以前ほどではないにしろ、とにかく毎日ブログを更新すべきだ、ということです。

私も3ヶ月ほど、とにかく毎日、なにか書くことに専念してきたここのブログです。あらためて、可能な限り、毎日、書く生活を再開することにしました。そのうち、いいこともあるだろうと信じて。


本日は、横浜の「関内ホール」で神奈川県行政書士会の総会に出席しております。その道路を隔てたところに、今、有名な、スルガ銀行の立派な建物がありました。宝くじ付き定期預金だとかユニークな商品で業績を伸ばしてきたようですが、書類の改ざんなどの無理無謀な取り組みもあったようで。これからどうなるか注目しています。(少額ながら、年に2回、宝くじが届くので、その定期預金を持っています)

業績を無理に伸ばそうとするとしわ寄せがくるという教訓と受け止めておきます。

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