行政書士に登録しました

段階を踏んで進化していきたいと思います。まずは行政書士に登録しました。

2020-01-01から1年間の記事一覧

民法改正による建設業の現場実務への影響(その2)

民法が改正され、債権関係ではいくつかの点で、これまでと大きく認識を変える必要が生じる条文があります。昨年、電気施工管理技士の10年目の更新時研修を受けた際のオマケのサービスで、実務面に関する法改正の留意点に関するメールが届きました。 ①譲渡制…

民法改正による建設業の現場実務への影響(その1)

私は、建設業で現場代理人ができる、電気施工管理技士という資格を持っています。世の中の変化に対応すべく、5年毎に更新のための講習を受けることが必須条件となっており、昨年、10年目の更新講習を受けたところです。 その際、以前はなかったサービスです…

ここでも、官と民の役割を感じたり

日本時間の11月16日、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんら4人が搭乗した、民間会社であるアメリカの「米スペースX社」の新型宇宙船の運用1号機がち上げに成功しました。 宇宙開発は膨大な費用がかかるので、いち民間企業では負担できないものであり、アメリア…

急な対応なので責めるべきではないのか

千葉県の柏市で、11月15日10時に販売が開始される予定だった、3,000円分を2,000円で買えるプレミアム商品券が、想定を超える行列ができてしまったため、販売を中止するという報道がなされています。 同様の、抽選方式によらず、先着順方式をめぐるトラブルは…

呼び名にこだわりたい「マイナンバーカード」

ブログのテーマを選ぶ際に、政治の問題にどの程度言及しようか迷うことがあります。外交問題、新型コロナ対策、エネルギーの将来像など、判断を迫られる課題がいろいろあるなかで、政府は一つ一つ、舵取りを行っているわけで、その動向は直接・間接的に日々…

「印鑑不要」の議論はそろそろ不要ですね

12日に書きました、建設業経理士試験に合格したという手前みその記事に予想以上に多くの方から「いいね!」を頂戴しました。ありがとうございます。 さて、日経新聞に「ハンコ文化を問う」という記事が掲載されています。 10月24日<上>署名か印鑑か明治時…

建設業経理士検定試験2級に合格することができました

新型コロナに感染している方や、快復したのちも後遺症に苦しんでおられる方が大勢おられることを考えれば、コロナのおかげとは言いにくいのですが、4月5月の外出自粛の期間に時間の余裕ができたために、今まで、触れてこなかった「建設業経理」の勉強をする…

電子帳簿保存法とタイムスタンプとは

官公署に提出する様々な申請書類のデジタル化が検討されています。同時に、申請の根拠となる契約書や領収書などの帳票類の一部は、いちいち提出はしないものの、適切に管理保管しておく必要があります。 そのルールを定めたものが「電子帳簿保存法」です。こ…

各方面で「電子化」は進んでいます

官公署に提出する申請書類の作成について、税務署は税理士、法務局・裁判所は司法書士、それ以外の警察署や国土交通省などは行政書士と役割が定まっています。 その関係で、税務や会計の分野は関心が薄かったのですが、この領域も着々と「電子化」が進んでい…

デジタル化が一足飛びに進むかも

「総務省は11月6日、マイナンバーカードのスマートフォン搭載などについて検討するため、「マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載等に関する検討会」を開催すると告知した。第1回会合は11月10日を予定している。」という報道がありました。明日です…

マイナンバーカードが保険証になることは知ってうたものの

普段は、あまり厚生労働省のホームページを見に行かないのですが、「マイナンバーカードの健康保険証利用が始まります」という記事が11月付でアップされておりました。 https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/000577618.pdf 実際には、来年3月から、その…

実印と電子認証の関係

行政手続きから印鑑を廃止する件は、住民票の写しを求める際に用紙に押す「三文判」の役割について検討されているような気がします。したがって、当たり前のように「実印は除く」と。 実印こそが、本来の印鑑の役割を果たしているといえそうで、この役割と、…

印鑑にまつわる様々な知識

印鑑が近い将来、書や絵画などの作品に作者の証として捺印される、落款印(らっかんいん)のようなものを除いて、行政手続きからは、すべてなくなるのでしょうか。従来から、その流れはあったものの、菅内閣に代わってから、それが加速しているように感じま…

印鑑にまつわる様々な知識

印鑑が近い将来、書や絵画などの作品に作者の証として捺印される、落款印(らっかんいん)のようなものを除いて、行政手続きからは、すべてなくなるのでしょうか。従来から、その流れはあったものの、菅内閣に代わってから、それが加速しているように感じま…

行政手続きのデジタル化;納税関係こそ

昨日、電車のつり広告に、川崎市の市税の納付期限を知らせる広告を見つけました。新型コロナが心配なので、なるべく、窓口に来ないで、口座からの自動引き落とし、コンビニ払い、インターネットからクレジットカード決済、そして、「PayPay」「Line Pay」で…

行政手続きのデジタル化;始まっている試み

様々な行政手続きをデジタル化する方向で改革が進められています。「すぐ使えて」、「簡単で」、「便利な」ということだと思います。新型コロナの感染拡大防止に関して、国民に一律に給付金を支給するのにも、いちいち銀行口座番号を各自が申請し、そのデー…

明日と明後日は無料相談会の日です

週末、明日と明後日(10月31日(土)と11月1日(日)の二日間)行政書士による無料相談会を行います。 https://www.townnews.co.jp/0206/2020/10/16/546431.html 例年であれば、11月分初旬の文化の日の前後に川崎富士見公園一帯で行われる「川崎市民祭り」…

行政手続きのデジタル化;国と地方の役割

印鑑不要やマイナンバーカードの普及が表に出て、急速に進展しつつある行政手続きのデジタル化です。そうなると、役所の窓口で、例えば、転居した場合なども、申請書に押印する必要もなく、さらには、自宅のパソコンやスマホから手続きができるようになるの…

印鑑不要に代わるもの;官庁の中はどうなのか

「印鑑不要」に関して、三文判と実印では重さが違う、それぞれの目的に応じて、デジタルに移行する際に、すんなり「無し」で済むものと、周到な代替手段が必要なものと整理されていくものと思われます。 ところで、先日、用があって都内の警察署に行ってきま…

印鑑不要に代わるもの;実印とは何か

様々な行政手続きの申請書類から印鑑をなくする取り組みが一斉に検討されています。新聞報道などでも、スピード感をもって検討する様子が伝わってきています。 そのようななかに、「実印を除く」ということを当然のように書いているものがあります。たしかに…

印鑑不要に代わるもの;車の購入の場合

行政手続きの申請書類に、これまではほとんどの書類に印鑑が必要でした。今は廃止の方向です。 先週も「車庫証明も脱ハンコ、警察庁が年明けに 電子化も検討」という新聞記事がありました。 日経新聞によると、「押印が不要となる主な申請には、車の保管場所…

印鑑に代わるもの;「eシール」その2

各種手続きに「印鑑を無くせ」というのは簡単ですが、無法地帯にするわけにはいかないので、次に来るべきデジタルな道具立てについて、少しずつ、勉強していきたいと考えております。 「eシール」 の続きです。領収書などの「社印」に代わるものという大雑把…

印鑑に代わるもの;「eシール」その1

行政手続きにおいて「印鑑廃止」の次に採られる方策として「デジタル化」があります。たぶん、制度が切り替わった段階では、「昔のほうが簡単で便利だった」ということになるような気がします。また、「デジタル」なツールは、日々、進化し続けているようで…

会社設立のデジタル化とは

様々な行政手続きがデジタル化される流れになっています。そうなると、会社内の決裁などの手続きデジタル化が一気に進むものと思われます。印鑑不要というだけではなく。 では、バーチャルな会社というのはアリなのか、その前に、会社設立はどうでしょう。 …

あらためて、行政手続きのデジタル化の障壁について

様々な行政手続きのデジタル化が検討されています。 これは今に始まったことではなく、10年以上前から世界に先駆けてデジタル政府を作ろうという構想はあったのですが、うまく進まなかったようです。今回は、きっと、その反省なども踏まえて、相当進むことを…

様々な試み

急に、降ってわいたような新型コロナウィルスのために、これまでの常識では考えられないような状況になり経営に苦しんでいる方が大勢いらしゃることと思います。 経済産業省からも、直接、各業種別に支援策を紹介する「リーフレット」が出されています。 htt…

「押印廃止」の次に来るもの

昨日のニュースに「確定申告、押印廃止を検討 加藤官房長官」というものがありました。すでに、河野行政改革大臣からすべての官庁の書類から印鑑を無くすべきだというコメントが出されたのが1か月前のことなので、ニュース性は低いと思われます。 国税関係…

特定行政書士とは

今年の春先は、正体不明の強力な新型コロナウィスルが猛威を振るい始めた頃だったため、大勢の人が集まるような行事、卒業式も中止、資格試験も中止や延期に追いやられました。 現時点では、米国やフランスなどは1日に数万人単位の新規感染者が出ているとの…

まじめな無料相談会のお知らせ

川崎市の川崎区・幸区にお住まいの方は、昨日の新聞に折り込まれていた「タウンニュース」をご覧になったでしょうか。「秋の無料相談会」のお知らせです。 https://www.townnews.co.jp/0206/2020/10/16/546431.html 例年であれば、11月分初旬の文化の日の前…

「技能実習3号」と「特定技能」について

ちょっとお問い合わせがあったため改めて調べたことについてです。 高度経済成長の時代に作られた多くの社会インフラの老朽化と、昨今の多発する自然災害に対処するために、建設業が将来にわたって発展することが求められています。ネックになるのは人材だと…