特定技能在留外国人の統計データから地域・産業別の特徴をみる
法務省から、3か月ごとに、特定技能在留外国人の人数が公表されています。先ごろ、その12月末の数字が公表になっています。6月末;20名、9月末;219名という出だしでしたが、12月末;1,621名、また、14の分野のうち、最近基準が定まった「航空分野」以外は、この資格の在留外国人がカウントされており、ようやく、統計的にながめることができる人数になってきました。
総数以外にも、国別、分野別の数値が公表されていますので、少し、特徴をみていきたいと思います。
国別でも、総数1,621名のうち、56%を占めるのが、ベトナム;901名。そして、その最大人数の分野は、飲食料品製造業分野;407名となっています。
まだ、制度がはじまったばかりですが、一つの地域のある企業は労務管理の面でも、様々な国から広く技能労働者を採用するのではなく、特定の国に絞って、まとまった人数の採用を行っているという構造がみてとれます。
(写真はacworksさんによる「写真AC」からいただきました)