行政書士に登録しました

段階を踏んで進化していきたいと思います。まずは行政書士に登録しました。

案外、近場に行政書士開業の情報が

義兄(姉の旦那)が行政書士を永く続けておりました。過去形なのは、残念ながら3年前に亡くなっております。

函館に帰ったついでに、姉から、行政書士の開業内容を少し詳しく聞く機会がありました。以下、その情報です。

・事務所は東京 江戸川区小岩。都会ではないので、多少、事務所の家賃は安いとはいえ、とても行政書士単独ではやっていけなかったと思う。

・弁護士、司法書士など数名で共同事務所を借りて、単独の法人ではなく、それぞれが士業を名乗っていた。

・仕事も各士業が分業していたわけではなく、お互いに融通しあい、同じような不動産関係の仕事をまわしていた。

・トラブル対応のような案件は金額が大きいものもあったが頻度が少ない。事務所を維持するためには、定常的に繰り返し届出がいるような業務が必要。

行政書士ながら前職は不動産関係に勤務していて登記のこともよくわかっていた。もちろん、登記は行政書士の仕事ではないため、依頼者本人自身が登記手続きをすることとして、その本人申請の代行をしていた。何か、そういう得意な分野の定常業務を扱うコネがなければ開業しても維持していくのは難しいのでは。

・毎年、確実にニーズがあるものとしては行政書士合格者に対する有料のセミナーがあるね。下手に業務をやらずにセミナーだけで食べていっている人もなかにはいるのでは。


ちなみに、姉は宅建の資格をもっていて、旦那の仕事も手伝っていた関係で、死亡後、東京を離れて函館に戻ってきていますが、仕事がまわってくるそうです。「小遣い稼ぎ程度」と言ってましたが。実務のつながり大事ですね。

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