迷わないことにしました
昨日、塾としては最後になりますが、伊藤塾の合格祝賀会に行ってきました。一次会も二次会も合格者で身動きもできないほどでした。
ご来賓の先生方のご挨拶の最後に志水先生からの感動的なシメのご挨拶がありました。
勝手ながら引用させてください。
合格後の作法;志水晋介先生
合格後の作法として、内面と外面が大切。
1.内面=法的素養
・合格までの勉強は、その基礎を作って来たに過ぎない。
・これからはより深いものが必要になる。一つのテーマに関しても条文だけではなく、
政令、省令、内部通達まで踏み込み、意味するところを理解しなければならない。
・「AIの普及」という大きな変化がある。行政書士の仕事はなくなると野村総研もレ
ポートしている。
・確かに「書類を書くだけ」、「役所に本人の代行で書類を届けるだけ」の従来の仕事
はなくなる。
・コンサル・相談業務のウェイトが増す。それに応えるには法的素養が必要になる。
⇒面倒くさい書類作成の仕事がなくなる! と割り切るべき。
2. 外面=人間関係
① 自分の師を見つけること人間関係にも優れた人。そのマネをすること。
② 他業種・他士業との交流例えば、同窓会のような会も大事。「同窓」というだけで
同じ経験を踏んだ時期が共通であり年代を超えた出身者の会。人間関係の上で最初の
障壁をクリアしている会。所属する同窓会がない人は「秋桜会」を活用できる。
行政書士に登録している人も未登録の人も参加できる。
③ 同業とのつながり行政書士同士のつながり。開業したあとで忘れてしまっている人が
いるが、行政書士には「依頼応諾義務」がある。同業から情報を得ながらこなすなど
の対応が大事になる。ただし中身だけ盗むのはアウト。
「簡単な仕事」は行政書士にはこない。依頼者本人が対応できる。ゼロから勉強するのはたいへんなので行政書士がその人が何をしたいのかよく話を聞き、サポートする業務が期待されている。
伊藤塾の合格祝賀会は事前に登録すると100枚の名刺が用意される仕組みになっています。その甲斐あってか、昨日は参加者43名の方と名刺交換することができました。
もう迷わず登録・開業の手続きを進めることにします。いただいた名刺の同期の皆さんには開業したあかつきに、一斉にご挨拶メールを送りたいと思います。