資格や技術にのみ頼っていると騙されやすいということ

昨日、届いたメール。私はこれまで「技術畑」なものですから、

◎技術コンサルタントとして成功するノウハウを全部公開！！

技術コンサルタントとして独立開業することは，
技術者・研究者にとって非常に多くのメリットや魅力があります。
これまでに培ってきた知識，経験，ノウハウを活かすことができ，
好きな仕事をして，自由に休日を取れます。
また，パソコンさえあれば資金が無くても開業できることも魅力です。
さらに，定年がないため，
「年金をもらえるのだろうか？」というような心配もなくなるでしょう。
私の知る限り，80歳を過ぎても週に４，５回は顧問先の企業へ出向き，
指導している技術コンサルタントの方がいらっしゃいます。
このような技術コンサルタントとして独立開業することは非常に簡単で，
誰にでもできます。
しかし，上記のメリットや魅力を十分に享受できる「稼げる」
技術コンサルタントになることは，簡単とはいえません。
そこで，今回のセミナーでは稼げる技術コンサルタント，
具体的には，年間1,000万円以上稼げる技術コンサルタントになるための
ポイントを解説いたします。

どうでしょう。「技術コンサルタント」を「行政書士」に置き換えると、
見たことのある勧誘に見えませんか。
この発信者は「詐欺師」ではないのだと思います。
やりようによっては儲けることができるとうたっているので、
誰もが、資格や技術を持ってさえいれば１０００万プレーヤーになれる、
というものではないのですから。
いい参考事例と思っておきましょう。
つい苦労の多かった試験に合格した後では、なにか、この資格を持っているだけで
すぐにでも多額の利益にありつけるような錯覚をしがちなので。
ある程度になるためには、それなりの経験や苦労が必要ということだと思います。

さて、本日は、いよいよ、区役所に行って、住民票と身分証明書をいただいてきます。
つまり「登録・行政書士会への入会」はこれらの書類の有効期限「３か月以内」の秒読みになりました！
写真はいつか曇り空の日に写したご近所の「しだれ梅」。満開になりました。