相続アドバイザーほか。「セミナー」とは
今週からいろいろな講演やセミナーに申し込みをしています。基本は有料高額な「○○○養成講座」の類ではなく、無料のものやお試しのもの、参加料数千円のものです。
昨日は、その方針の一環で「相続アドバイザー養成講座」の体験セミナーに参加してきました。
一般の方からみれば、「相続」は税理士や弁護士あるいは信託銀行の役割だととらえられていること、そうではなく、円満な相続のために行政書士が果たす役割があることがよくわかりました。
相続の際に、争いごとの「争続」とならないために当事者の関係や相続される方のご意向をよく聞き解決策をまとめる役割の重要性の説明もありました。
また、相続のための「節税対策」として借金をしてまでマンションを建てることがうまくいかないからくりについても、身近にそういう事例はないのですが、世の中には、そのような営業トークに乗せられて苦しんでいる方がおられることも理解できました。
たいへんわかりやすい説明でしたので、セミナーに出席した甲斐がありました。
ここから先ですが、皆さんはどうなのでしょうか。
・相続の業務に就きたいから「相続アドバイザー」の講習を受けるのか
・そもそも「相続アドバイザー講習」をうけなければ相続の業務に従事することができないのか
そのような「前後関係」もわかっておりません。(こんなゴタクを並べるのは、「相続アドバイザー養成講座」を例にとって恐縮ですが、全20講座、40時間で約20万円なので二の足を踏んでいます)
ー割り算すれば1時間5千円。チェロのレッスン代と大差ないような気もしますが・・
最も知りたいことは、より詳細な法制度や手続きではなく、あるいは、現場で出くわすやっかいな事例やその対処方法、あるいは、相談ごとに対応する行政書士としての心構えでもないようなことがわかってきました。
成功されている皆さんは、どうやってお客様を獲得できているのですか。
この講座を受ければそれが解決するのでしょうか。お客様を斡旋してもらえるルートを教えてもらえるのでしょうか。
ということが自分のなかで知りたいことだ。一晩経って浮かびあがってきました。あるいは一定の知名度を獲得するためにはそれなりの下積みの期間が必要なのでしょうか。
引き続き、今週は毎日、そのような機会がありますので、何がわかるか楽しみです。
あらためまして富士山です。雪解けにはもう少し時間がかかりそうです。